先日、小学生の娘が日記を書く宿題で嬉しい内容を書いてくれました。
夕飯のあとの家族の時間が好きだと。

ある週末、夕飯の後に折り紙で色々作っている娘。
何をそんなに作っているのか聞いてみると、クラスでやるイベントで景品を準備する係になったそうで。
その景品を作っていたのでした。

「女子向けの景品はたくさん出来たけど、これじゃあ男子が喜びそうなものが無いなー」
と、娘。

そこから親も参加して意見を出して、
「よく飛ぶ紙飛行機っていうのはどう？」
という話に。

それぞれによく飛ぶ飛行機の作り方を検索し、作り始めました。
そして作った飛行機を飛ばし合い。

「よく飛ぶ」にも色々あって、直線的にスーッと長距離飛ぶものだけではないんですね！

羽をひらひらさせながら優雅に飛んでいるように見えるものや、最初にグイんと1回転のような動きの後に、カーブを描きながら飛んで着地するように床に落ちるものもありました。

飛ばし方が上手くないと飛ばないものもあるし…。

色々試した結果、何も考えずにスッと投げてみて、誰が飛ばしてもそこそこの距離を直線的に飛ぶものが一番盛り上がってウケがいいのでは！
ということになりました。

そこから、よく飛んで形もカッコいいものを2～3選んで数を揃えて準備完了。

この一連のことがとても楽しかったということで、その週末の日記に書いてくれたんです。

・面白い飛び方をする紙飛行機を知ったこと。扇風機の風が邪魔をして飛ばすのに失敗して笑いあったこと。

・飛ばすのにコツが要る飛行機があって、誰か一人だけが上手だったり下手だったりしたこと。
「なんでお父さんがやると飛ばないの（笑）」
とか…。

・飛び過ぎて、ごみ箱など変なところに着地しちゃったりしたこと。

そういうのが全て楽しかったみたいで、ずーっと笑っていました。
（親たちは多少のお酒のおかげもあって、面白さ増し増しでずっと笑ってました）

「夜ごはんのあと、たまにこういうことがあるのですが、その中でも今日が一番楽しかった」
景品として採用しなかった紙飛行機は、
「思い出として持っておきたかったので家に残しておくことにしました」
「またこんなことがあればいいなと思います」

と書いてありました。

ああ、こんな何気ないことで子どもの心を満足させてあげられるんだなと思いました。
実は以前にも同じようなことをこちらのコラムでも書いていました。
（最後の部分にリンクを貼っておきますね♪）

何だかんだ、親が子供としっかり向き合ってというか、親も全力で「一緒に」遊んで楽しむのが一番喜ばれるなーって。

週末、そして夏休みには子供を色々な所に連れて行ってレジャーを楽しみたいとは思いつつ、最近、夏の暑さに私がどんどん弱くなっている気がして、アクティブに動けないことも多くなっているんです。

そんな時、あー、申し訳ないな。
うちの子つまんないって思ってないかな。
と焦ってしまってましたが、そういう時はエアコンの効いた我が家で子どもが喜ぶことを考えれば良かったんだなと久しぶりに思い出しました。

本来自分はお出かけも大好きなんですけどね。

子供が一緒に行ってくれるうちに、子どもにとっての思い出というより、私だって子供と一緒にお出かけした思い出がたくさん欲しいしー！

しかし！
母親業もなかなか体力勝負の猛暑の夏。
家で思い出に残る1日を過ごすのも良いものですね♪

ちなみに、例の日記はなぜか私にだけ見せてくれましたが、夜中にこっそり夫にも見せてあげました。

最近は
「お父さん、臭い！！」
みたいなのが始まってきていたので、こんなこと思ってたんだね～、意外！
と気をよくしていました。

翌朝、
「今日ってお父さん夕飯の時間に帰ってくるの？」
「また面白いことあるかなと思って聞いてみた！」
と言われたことも教えてあげました。

張り切って早く帰ってきた夫は、娘に昔のアニメの良さを語り出し、無理矢理『妖怪人間ベム』を見せていました。
この日の2人は微妙な距離感でした…。

●夏休み前の時期におすすめのコラム♪
良かったら読んでみてね！

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