2021年も気が付けば12月を迎えましたね。
この時期になると、どうしても
「年内にアレを片付けたい…」
という思いで頭がいっぱいになりませんか?
実際に部屋の片付けもしたいですし、それ以外にも
「片付けたいアレ」がたーくさん。
ちょっと書き出してみようかな、なんて思って書いてみたり。
書いてみたら多くてびっくりしたり。
結果、部屋の片付けも、用事を片付けるにも何から手を付けたら良いのか分からない。
やる事が山積み過ぎて重い腰が上がらない…。
となってしまう方も多いのでは。
そうです、そんな時、人は高すぎる山を前にした時の不安のようなもので胸がいっぱいになり、1歩踏み出すことが難しくなってしまうのです!
(不安に飲み込まれて重い腰が上がらなくなる…そんな事を語った「もっと早くやればよかった」のコラムは⇒こちら)
でも、育児をしながらとはいえ、なるべく思い残すことは少なくして(出来れば無くして…)年を越したいですよねー。
ということで今日は、まず家の片付けのやる気をアップさせてくれる本をご紹介します!
「本なんて読んでる時間があるなら片付けするよ~」
なんて言わないでくださいね(笑)
大事なことだけは、私がこちらでしっかりご紹介しますからー!
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『たった1分で人生が変わる 片付けの習慣』
(小松 易著)
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2009年に初版が発行され、その後シリーズ化。
公式サイトによると、シリーズ累計47万部にも達した有名な本です。
片付け本は色々ありますが、こちらの本は本当に片付けのやる気アップ本としてオススメ。
中でも、「片付けの基本動作」は今も私の片付け方として習慣づきました。
ちなみに、この本の内容の目指すところは「片付けの習慣化」なんですよー。
(人間の行動の4割は習慣でできている!習慣についてのコラムは⇒こちら)
片付けが得意な人にとっては当たり前のことしか書いていないと感じるかもしれないですが、
●一度片付けてもリバウンドしてしまいがちな人
●普段から忙しくてテーブルの上や床に「定位置が決まらないもの」が溜まりがちな人
●定位置が決まらないものが多く「片付け」へのハードルがどんどん上がり、なかなか手をつけなくなる人
●とにかく家じゅうのモノの量を一旦減らしたい人
には特にオススメです。
それでは片付けの基本動作とは何なのでしょうか。
著者曰く、
出す→分ける→減らす→しまう
の4動作。
そして、机の上や引き出しの1段目等の「すぐに終わりそうな」所から手を付けて、この4動作を実践していくことを勧めています。
例えば、「棚の一番下の段」。
ここに入っているものをまず「全て出す」
↓
いるモノといらないモノに分ける
↓
いらないモノを減らす
(捨てる?あげる?売る?)
↓
もとの場所にしまう
これで「棚の一番下の段」の片付け終了!
本の中では、多くの人が頭を悩ませる「いるモノといらないモノの判断基準」についてもヒントが書かれています。
それらを読むと、
「ああ、コレここ数年とっておいたけど、捨てても良いモノなのかも」
と潔く決断出来たりもします。
自分以外の誰かの価値観に触れるって大事ですよね。
さて、こんな風に何箇所かの片付けを繰り返していくとモノが減り、余剰スペースが生まれます。
そこに「その辺に何となく置かれていた」ものを収納することが出来たりすると、すごい満足感が!
そして片付け後にゴミ袋に詰まったいらないものを捨てるときの快感もたまりません♪
こんな風に小さな成功体験を一つするだけでも気分が良いものですよー!
それと、全部出してみる工程でそこに収納してあるものを把握出来るのも良いです。
使いたいときに使いたいものがすぐに出せる事は、時間とお金の節約に繋がりますよねー♪
そんな、読んだら家じゅうを片付けていきたくなるこの本ですが、最初に全部読まなくても大丈夫!
本の始めには「片付け」ってこんなにすごい、という片付けることの大切さ等が書かれていて、途中からは片付けの習慣化についての内容になっているので、lesson2の「片付けの基本とコツ」のみに目を通すだけでもかなりやる気を後押ししてくれます!
それでも、まず本を読むのがハードル高いんだよ!
というそこのアナタ。
こちらの本にはマンガ版もあるのです♪
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『コミック版 たった1分で人生が変わる 片付けの習慣』
(小松 易)
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通常の書籍のほうが図書館でもお目にかかりやすかったりはしますが、読破するハードルはグッと下がるかも。
まだ12月も始まったばかり!
やる気アップ本で背中を押してもらってみませんか?