私は子供が幼稚園に通い始めたのをきっかけに、仕事を再開しました。
(筆者についてはコチラ→『自分にしか出来ない仕事』もご覧ください)
今日は、その仕事で出会った素敵なママさんのお話をします。
仕事はやりがいがあり楽しかったのですが、気付けばパートスタッフのシフト組みや採用の面接まで担当するようになっていて、少々余裕が無くなっていた頃。
幼稚園児~高校生ママまで幅広い年齢のお子さんを抱えたママさんスタッフが多かった事もあり、お子さん関連の行事が重なりがちな時にどこかの家庭では誰かが熱を出す…等々、シフト作成には苦労もありました。
「ウチの参観は午前で終わるから、
午後からなら行ける!」
「夕方の2時間の間なら、
お兄ちゃんと2人でもギリギリ居られる!」
等と、ママさん同士助け合って
乗り切ったのは良い思い出でもあります♪
素敵なママさんとは採用面接で出会いました。
前述したような苦労があったため、皆さんに
「欠員が出た時の対応が
どの程度まで可能なのか」
をお聞きしていました。
(あくまでも参考に、ですよ!)
聞けばその方はお子さんが小さな頃から働いていたそうで。働き方を変えたり、キャリアの中断などはあったようなのですが、また働こう、というタイミングでした。
「周りにとても助けていただいて来たと思っています。ウチの子はもう高校生で、土日も友達優先。昔受けた恩を、今が大変なママさん達を助けることで返していきたいと思ってます。」
今また稼ぎたい!
という気持ちになってるので(笑)
いつでも声をかけてください、と。
余裕が無くなりかけて殺伐としていた私の心に染み入る言葉でした。
その時の自分は、
「いやー、私にはまだそんな気持ち全然湧いてこないや。すごいなー」
くらいにしか思えませんでしたが、この人となら。と思えたのでもちろん採用とさせていただきました。
彼女の場合、こんな言葉が当たり前のようにスッと出てくるような人だからこそ、周りからの助けを得られたんでしょうね。
最近になってその方の言葉を思い出し、小さなお子さんを抱えたママさん達が働きやすい世の中を作っていくのは自分達なのかもしれないなー、ととても思うようになっています。
今回は、こんな思いを抱いている「子育てが落ち着き始めているママ」もいる、という事をお伝えしたくてこの内容を書きました。
彼女のように、善意のバトンを繋いでいこう!と思うし、私が繋いだバトンを誰かがまた繋いでくれたらいいなと思います♪