親になると涙もろくなるって言う人、多いですよね。
実際そうだなーと感じている方が多いのではないでしょうか。
大人になるにつれて涙もろくなる、
というのもよく言われること。
大人は色々な経験を積んでいるので、
その色々な経験を通して共感できることが増えるから。
この「共感力」が上がってくることが一つの理由と言われています。
その一方で、人間の感情をコントロールする、脳の前頭葉という部分の
「感情を抑制する働き」
が衰えることで感情が抑えられなくなることが
「人が大人になると涙もろくなる」
大きな要因だそうです。
この「感情を抑制するブレーキ」は20代前半にピークを迎え、その後は年齢とともに衰えていきます。
だから、親になったタイミングで涙もろくなる条件が十分に整った状態になっている人が多いんですね。
更に、親になると子供に関連するあらゆる話題に
アンテナが張り巡らされるようになりません?
子供たちが頑張って何かを成し遂げた話題に触れればすぐにジーンと来ちゃうし、子供関連の悲しいニュースは、心に受けるダメージが前より増している気がします。
親と子や家族間のエピソードを描いたドラマや映画なんて、予告だけで泣けちゃう。
もう、しまいには
「これのどこに親子エピソードあります?」
みたいな、そもそも関係無さそうなものにまで親と子の物語を見出して勝手に感動出来ちゃうレベルになってきます。
例えば、私には出産後に聴いたら別の景色が浮かんでくるようになった曲があります。
●スキマスイッチの『奏』
※作詞:大橋卓弥さん・常田真太郎さん
●JUJUの『やさしさで溢れるように』
※作詞:Shinquo Oguraさん・Seiji Kamedaさん
の2曲なんですが、どちらも以前は男女のストーリーとして捉えていました。見方を変えたら、友情ともとれるかな~。くらいの感じ。
それが、今は親から子への目線で歌われたものにしか聞こえないんです。
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君が僕の前に現れた日から
何もかもが違くみえたんだ
朝も光も涙も、歌う声も
君が輝きをくれたんだ
抑えきれない思いをこの声に乗せて
遠く君の街へ届けよう
※『奏』より引用
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あなたを包むすべてが
やさしさで溢れるように
わたしは強く迷わず
あなたを愛し続けるよ
(中略)
花の名前も 空の広さも
あなたが教えてくれたことで
愛と呼べるもの 分かった気がする
せわしなく進む 時の中で
※『やさしさで溢れるように』より引用
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『奏』はよく見ればミュージシャンの男子が女の子を見送る歌。
訳あって離れ離れにならないといけない2人の別れの歌なんだろうなって分かるんですが。
ところどころ、親が子供を送り出す歌に思えてしまって。
いつか来る、我が子と離れる日を想像しちゃいます。
『やさしさで溢れるように』も、男女の歌なのでしょうけれども!
最近は母が子供を想っての意味にしかもう取れなくなっちゃいました(笑)
実際に子供が小さい時にお散歩を一緒にするようになって
「花の名前も 空の広さも あなたが教えてくれた」
って感じたことがあったから。
とにかく、子どもの存在が自分の世界を広げてくれたと思っているし。
そんな意味の比喩も含まれていそうな歌詞ですよね。
歌詞の全てをこちらに掲載出来ないので全体のイメージがし難いかもしれませんが…各種音楽サブスクサービスやこちらの公式YouTubeで聴くことができますので、良かったら♪
⇒スキマスイッチ『奏(かなで)』
⇒JUJU『やさしさで溢れるように』
(BEST STORY SPECIAL MOVIE ~Love編~)
※あれ、まさかの親子エピソードMV??もありました。
思ってたんとはちょっと違うけどこれは…皆さまハンカチ準備して~。
このストーリーにもぴったりハマってます。愛の歌なんだなぁ。
どちらの曲も、私にとってはカラオケ行って終盤に、
「最後に採点バトルだぁ!」
等と言って大げさに熱唱(それが楽しい)して楽しんでた曲なのに。
ある時から、なんか泣いちゃいそうになるから
人前で歌うなんて無理!になりました。
どうでしょう。
この、なんでも子供のことに結び付けちゃう現象。
しかも勝手にジーンと来ちゃってる。
ママあるあるに認定してもらえますかね(笑)