娘が小学5年生になりました。
普段は
「勉強やりたくない面倒くさい、学校行くのやだ~」
とばかり言っています。
口ではそう言っている娘ですが、
学校に行けば楽しいこともあるみたい。
勉強も、文句言いながらもやらないわけでもなく、
「良い成績をとる」
ということに執着が見られることもあります。
テストが返ってくれば
「ここ間違えなければ満点だったのに!」
等と言います。
先日は算数検定を受験して4年生相当の内容の級に合格したのですが、
平均点を下回る点数での合格だったことを悔しがっていました。
我が子は運動が得意ではなく、ピアノ等を習っていたわけでもなく。
体育・音楽方面の教科は楽しいとは思うものの、その分野ではクラスの他の子たちには敵わないと思っていて、肩の力を抜いてやっているようです。
そんなこともあってなのかどうかは分かりませんが、最近は勉強の面で闘争心を見せることがあるんです。
先日、席替えをきっかけに今までよりも話すようになった子が英検に合格したそうです。今は次の級の受験に向けて勉強を始めているとのこと。
この話を
「聞いて聞いて!
○○ちゃんてすごいよね!」
と興奮気味に伝えてきてくれました。
更に、
「私も受けてみようかなって思って」
と。
えー、英検?
英語の勉強を自分でしてみたいから!というから昨年の今頃に買ってきたドリルも数ページで飽きたのに?
と思っていたら、
「私は漢字テストの点数が毎回良くて、
漢字覚えるのが得意だと思うから、漢字検定?てあるんでしょ?
それを受けてみたい」
確かに漢字テストは毎回よくできています。
そして、友達に刺激を受けて
「○○ちゃんもやってるから私も!」
と全く同じことに挑戦するのではなく、自分の得意なことでチャレンジしてみたいという考えに至ったことにちょっと感心。
あれじゃん!あの名言じゃん!
と、母はある言葉が頭に浮かびました。
それは
「競うな
持ち味を活かせ」
アニメ化もされた漫画『グラップラー刃牙』
の主人公の父親のセリフです。
名セリフとして各方面で取り上げられていたり、この言葉が好きだと公言している芸能人の方もいます。
私は申し訳なくもこの漫画を読んだことが無いのにこの言葉を知っていました。
もっとこんな風に、あんな風に出来たらいいのに。
自分が出来るようになりたいと思っていてもなかなかそのレベルまで到達できないことを、いとも簡単に出来てしまっている人に出会っちゃったりしますよね。
私はあんな風になりたいと思ってもなれないのに、あの人は大して苦労もせずにああなってる…。
あーあ。
そんな気持ちに陥った時に思い出したい言葉です。
今回、私は得意分野の漢字で何級とかそういうの取ってみたい。
そう言った娘。
我が娘、自然体でそういう思考パターンが出来てる?
すごいじゃん!
と思ってしまったワケです。
本当に、子どもには思いがけないところでハッとさせられます。
こんな時、まだまだお母さんも頑張ろうっていう気持ちになります。
調べたところ漢字検定は独特なので漢検に向けた受験勉強は必須のもよう。
合格率も想像していたよりも低い世界でした。
難易度の低い級からでも相当努力が必要そうですが、娘の気持ちが固ければサポートしようと思います!
私も元気もらったからね。