4月1日に日環アリーナで行ったイベント
「キッズ体験フェスタ」。
ご来場くださった皆さまありがとうございました!
当日、私はお子さんのお仕事体験イベント
「オシゴトごっこ」
のお着替えサポート担当として奔走していました。
今回は、舞台裏から見た
「オシゴトごっこ」
サイドストーリーをご紹介しますね。
ワクワクが顔に出ていて、意気揚々とお着替えの部屋に入ってくる子。
今日誰と来たのか、朝から今までどうしていたのかや、家族構成、自分が好きなものなどをずーっとお話してくれる子。
これから着る衣装のことを色々聞いてきてくれる子。
それから、
「今、ママとばいばいしてきたの…」
と泣いてしまう子…。
もう、それぞれの個性が溢れていました!
そんな中で、とても心に残ったことがあります。
それは、周りのみんなよりもちょっとだけお兄さん、お姉さんな子たちの振る舞いです。
何年も歳が離れているわけでもないはずだし、まだまだ自分だって初めての場所では緊張もあるでしょう。
そんな中、年下の子たちを助けようとしたり、自分で出来ることはやってみようとするお兄さん、お姉さんの姿が見られました。
親戚どうしやお友達同士、兄弟姉妹で参加したと思われる子たちだと、だいたい一番の年長者?と思われる子が
「こっちきて~」
「ここにいて」
と連れの年下の子に声をかけたり、
着替えが終わると、
「はい、いくよー」
と手を繋いで移動を促してくれたりしていました。
「ボタンが出来る子はいるかな?」
「長さが長すぎた子は、こんな風にズボンのすそを折れる?」
等と問いかけると、
「ぼくはできるよ!」と率先して自分で出来るところまでやってくれます。
そんな風に頑張ってくれた子のおかげで、その間年下の子のサポートが出来た瞬間が何度かありました。
また、全員の着替え後に微妙に襟元の乱れが気になり順番に直してあげていると、やはりその中で一番のお兄さんと思われる子が私が何も言っていないのに小さな子の襟元を整えてくれている!
もう感動です。
「ありがとう!」とお礼を言うと、
「ぼくはもう終わったから」
と得意げに言ってくれた時の顔がとても印象的でした。
それから、
「○○くんは背が高いんだね、
この大きなサイズの(衣装)がぴったり合いそうだね。」
と言うと、
「そうなの、ぼくは大きいのでいいよ!」
等と必ず嬉しそうにされました。
今回参加された年齢の子たちの中には、そんな風にお兄さん・お姉さんとして認められるのが嬉しいお年頃の子が多かったのかな。とにかく、オシゴト体験前にも、ママから見えない場所でこんなドラマが繰り広げられていたのでした。
そういえば、子供が幼稚園に入って私も働き始めて一日中一緒ではなくなったとき、知らぬ間に成長している子供に驚いたものです。
疲れている母に気をつかってるの?ともとれるような発言をし出したり…。
ママの前ではまだまだ甘えん坊な面が目立っている子も、もしかしたら外ではとーっても頑張ってきているかもしれないですね。