先日は、ママがずっとスマホを見ていると…。
果たして子供の目にはどう映っているのでしょうね、というお話をしました。
今日は、家にいると、子供の目線のその先には結構な割合で親がいるという話をします。
「それはそうでしょうね、当たり前じゃん!」
と皆さん思いますよね。
でも、その
「子どもが親を見ている度合い」
は、親が感じている以上のものなのではないかと。
それというのも、子供のほうに視線を向けると高確率で、いや高確率どころか毎回と言っても差し支えないくらいに必ず目が合います。
目が合うまで、毎回数秒。
なんで?どうして?
めちゃくちゃ見られてるー!
流石に、テレビや動画を見ている時や宿題中など、子供が何かに集中している時はそうはならないですが。
あまりにも私を見てくれるので、嬉しくなってしまいます。
と同時に、やっぱり親の言動が子供に与える影響の大きさが身に染みてきます。
無意識に真似されるか。
「ああはなっちゃいけないな。」
と反面教師にされるのかは親次第なのでしょう。
我が子の場合、今はまだ色々真似されている、知らず知らずのうちにコピーされていると感じることが多いです。
ちょっとした言い回しや、使う単語などが笑えるくらい自分にそっくり。
本人は多分意識していないから、それもまた可笑しくなっちゃいます。
リビングで過ごしていれば、親と同じような事をし始めます。
親がダラダラとスマホを見ていると、子供もいつまでもタブレットでYouTubeを見ている。
それなのに…。
つい最近あった面白エピソードです。
主人が何故か急にハマりだした
“中学英語の学びなおし系”の本を読み始め、動画を見ていた娘に英単語クイズを出しました。
聞いたことがある単語なのに答えられない問題が多々あって悔しくなった娘は、買って以来放置していた小学生向けの英語ドリルを急に引っ張り出してきて、
「やっぱりこれをやらないとダメだわ。」
とドリルをやり始めたのです(笑)
元々は、学校で英語の授業が始まったから何か1冊問題集みたいなのが欲しい、と自分から言い出して買ったものでした。
しかしその気持ちは長続きせず、数ページやった後はすっかり放置。
久しぶりに使っているところを見ました。
またある時は…。
両親共にパソコンを開いて何かやり始めると、娘も自治体から一人一台配布のノートPCを急に取り出してきて、何かやっている。
「何してるの?」
と聞くと、何かの担当になっていて作らないといけないスライドがあって、それの手直しだとか、そのスライドに入れたい画像を集めておくとか何とか言っていました。
別に急を要するようなことには見受けられなかったのですが…。
親の影響を受けすぎる姿、見ていてとても可愛いなぁと思います。
ちなみに、その時私は調べものがあると称して結構どうでもいいネットサーフィンをしていただけなんですが…。
(画面を見られそうなときには素早く“それっぽい”画面に切り替えています♪)
そんなこんなで、ダラダラと毒にも薬にもならないのでは?と思われるような動画などを見ていたり、宿題も終わっていないのにゲームをしている子供にそれを中断させ、まずはやるべきことを終わらせるように促すには親も切り替えている様子を見せるのがうちの子には効きます。
「お母さんもご飯作り始めよー」と言って立ち上がるとか、掃除や洗濯にとりかかる等。
本当はもー少しコーヒー片手にゆっくりさせてくれー!と思っている時でもなんとか重い腰をあげています。
ああ、宿題などを先にパパっと出来てしまう子が羨ましい…。
実際には私も重い腰をあげている“フリ”をして、
「洗濯物たたんでくるね~♪」
と別室に洗濯物を持って移動し、そこでベッドに腰かけてちょろっと動画見ちゃったりしてる時もありますけどね!
本当は、大人だって偉そうに子供のこと言えなかったりするわけです。
しかし幼い頃から今まで、目が合った時にニコッとするとニコッと返してくれている我が子。
まだピュアな様子なので、母のズルが見抜かれるのはもう少し先かな…と今は油断していますが。
この“ニコッと返し”もそのうち無くなって、冷静に見られるようなってくるんですかね~。
めちゃくちゃ可愛いから、いつまでもやめないで欲しいんですが。
まあ、油断し過ぎて冷めた目で見られないように、注意はしようと思います!