子供に頼れる日がやってきた

小学生の娘の社会性の発達に驚きの連続の日々です。

小学校中学年は、一般的にも

・友達関係が広がり、友達にどう思われるかが行動の基準となる場合が多い
・自分はこの仲間の中でこういう位置を占め、こういう役割がある、等と考えるようになる

と言われている時期。

日ごろから、
「学校でこんなことを言ったら嫌がられるかな?
等と色々考えている様子がうかがえます。

子供たちも、学校生活の中で神経使っているんだなと分かるんですよね。

そんな姿を見ると、

家では多少のわがままは仕方ないか…
なるべく希望を叶えてあげようかな…

と思ってしまいます。

こんな風に、家庭では子供の心が休まるようにしてあげよう、安心出来る場を提供し続けようと、どこか「上から」な目線でいた私ですが。

そんな、「守ってあげている」存在だと思っていた子供のほうから気をつかわれるという場面が…。

そろそろ食事を出す時間だというのに、疲れていつまでもダラダラと過ごしていた時は、ご飯があるかをまず聞かれ、
「おにぎり作ってあげようか?」

と…。

あー、つまりあなたもお腹が空いてたのね。
ごめん!

とまずは思ったのですが、ごめんと謝るよりも…
「えー!いいの?食べたいよー!」

と、好意は素直に受けることにしました!

ついこの間、娘が自分で自分のおにぎりを作って食べている姿を見て感激したばかりでしたが、今度は母の分を作ってくれるなんて。

シンプルな塩むすびでしたが、とっても美味しくいただきました。
そもそも、疲れ&空腹で動く気になれずにダラダラ…となっていることって多くないですか?
なので、このおにぎり1つで、ご飯作る気力がチャージ出来てしまいました。

美味しかった、ありがとうと、少し大げさにお礼を言いました!

公共交通機関で席を譲ったりといった他人への好意って、勇気を出して申し出たのに断られると、人生経験を重ねた大人でも、ちょっと落ち込んでしまいますよね。

子供がせっかくそう言ってくれたから、私が喜んだほうが嬉しいだろうと思って。

それから、最近驚いたことがもう一つ。

「水筒の中身は水とお茶どっちがいい?」
「わかめうどんとカルボナーラどっち食べたい?」
「買い物と図書館行くの、どっち先がいい?」

みたいに、好きな方を選んでもらおうと選択肢を投げかける時ってありますよね。

そんな時、毎回ではないんですが
「お母さんが楽な方でいいよ」
って言われるんです。

えー何それ!
好きな方を選んでくれていいのにー!
選んでよー、気をつかわないでよー。

もしかしてこの子の欲求を押さえつけるような態度を私か夫がとってしまっているのでは??
選ばずに気をつかわせるような要因が家庭にあるのかな?

等と咄嗟に色々思ってしまいましたよ!!

でも、こちらの場面でも、まずは気をつかってくれた行動を尊重しようと判断。
お母さんの都合まで考えてくれるの?ありがとう、じゃあ今日はこっちね」
相手の都合を気にしてくれるなんて優しいね」

とその行動は一度大げさに褒めてお礼を言いました。

でも、選んで欲しいから聞いているので、本当に選んで大丈夫だよー好きな方にして!
と言う時と、お礼を言って甘えさせてもらう時と半々にするようにしています。

夫もよくそういう言い方するから、自然とそんな風になったのか、何なのか。
家族の一員として、頼もしくもありがたくもある存在になりつつある娘です。

ワーママには、家族とのチームワークがすごく力になるので、本当にありがたいです!