玄米のススメ

蒸し暑い日が増えてきました。
6月前半は肌寒いくらいの日もあったのに…梅雨明け前にこんな暑さがやってくるなんて!

結構こたえますね…。
そして来週もかなりの暑さが予想されています。

そんな毎日を元気に乗り切っていくために!
今日は、忙しいママたちにおすすめしたい栄養満点食材について語りたいと思います!!

暑さダメージで、食事の支度をするにもこれまで以上にパワーが必要…。
少ない手間で栄養価の高いごはんを家族に出したいですよね~。

もちろん、ママ自身の美容と健康のためでもあります。

今日おすすめするのは、ズバリ
「玄米」です!

「完全栄養食」とも言われる玄米。
白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいます。

白米を主食にした場合、栄養バランスの取れた食事にするには1日30品目以上の食材を取り入れる必要があると言われていますが、玄米を主食にすれば30品目は必要なくなるのです。

炭水化物をエネルギーにかえるために必要なビタミンB群が含まれているのも、この時期に嬉しいポイント。
ビタミンB群が不足すると、疲労物質が溜まって疲れ、だるさなどの原因になります。

玄米ご飯だけで、そこまでの栄養素をカバーできるというのが魅力です。
「おかず付きご飯」を食べているような状態なんですって。

最近の炊飯器には玄米炊飯モードが付いている場合が多く、手軽に玄米を炊くことができます。ただし、白米より炊飯時間が長くかかる事だけが難点。

夜寝る前や、朝仕事に行くタイミング等でタイマー予約をセットして炊くのが効率が良いです。

そして、1度炊飯器に表示された通りの水の量で玄米モード炊飯を試してみて、食感が好みと違った場合には、次回は自分の好みの炊き具合になるように水の量を調整してみてください!

柔らかすぎず、硬すぎず…の「美味しい!」と思える好みの仕上がりがあるはずなんです。
筆者は、白米のご飯に近いような食感が好みなので炊飯器通りの量よりも水は少なめで炊くのが好みです♪
噛めば噛むほど風味が広がり、とっても美味しいですー!

さて、そんな玄米でも不足している栄養素はあります。
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、ビタミンCです。

レバー、魚介類、卵黄、干しきのこ類、納豆、貝類、海藻類
ほうれん草・ニラ・パプリカ・ブロッコリー・トマト等の野菜
じゃがいも

等を献立に取り入れると良いですね♪

納豆やたまごは朝食の定番だし、貝や海藻、じゃがいも等は味噌汁に入れられる!
焼き魚なら夕飯にも取り入れられるし、焼くだけで手間無し。

玄米ご飯、具沢山の汁物、おかず1品でもかなりバランスの取れた食事ができます。

ここまで、玄米食の魅力を熱量高めに語ってきましたが注意点もあります。

3歳以下のお子さまは、消化機能が整いきっていません。
また、4歳以上のお子さまでも胃腸が弱い傾向がある子もいます。

食べさせるなら、4歳以上の子で、少し硬いものもよく噛んで食べることが出来ていることを目安にしてみてください。

味の面では、白米と混ぜて炊いたり、雑炊にしたりすることでお子さまにも食べやすくすることも出来ます。
雑炊もトマトリゾット風、チーズリゾット風等、濃いめの味付けにすると良いですよ。

小学生の我が子は普通にお茶碗によそった玄米ご飯はあまり食べてくれないのですが、上記のリゾット風や、カレーライスとして出したもの、親子丼牛丼等の丼ものにすると食べてくれます。

「うちはまだ子供が小さいし、結局子供用のご飯を別に用意することになるな、手間が増えるだけじゃない?」
と思った皆さん!

もし、少しでも玄米に興味を持っていただけていたら、白米を冷凍ストックすることで子どもの分は乗り切ってみませんかー。
我が家も毎回玄米を炊いているわけではありません。

ママの美容と健康、そして一家の大黒柱であるパパの健康のためにもオススメな玄米。身体をいたわっている実感もあって、食事の満足度が上がりますよー。
たまには大人ファーストな日もあって良いのではないでしょうか。

味の面でお好みに合わない方はもちろんいると思いますが、
「あ、玄米全然いける!」
という方には、こんなに手間無しで(炊くだけ!)食事の栄養価増し増しに出来る玄米は強ーい味方になってくれること間違いなしです。

朝から暑~い夏は、ご飯派「ご飯+和のご飯のお供(しらす、鮭フレークをはじめとした瓶詰系、納豆、生卵、明太子、etc…)+熱すぎないお味噌汁」とか、お茶漬けとか、冷や汁なんかでサラっと食事を済ませたくなるもの。

夜だって何品も作るのしんどい…キッチン暑すぎ!

主食のご飯自体が栄養満点だったら最高じゃないですかー☆
忙しいママたちこそ、試してみてくださいね♪