仕事で嬉しかった事

以前ママトコドモトブックで行ったアンケートで

「ママはなぜ働いていますか?(働いていませんか?)一番近いものをお選びください」

という質問をした時、53%のママが

経済的な理由余裕が欲しいから)」
経済的な理由シングル・共働きじゃないと大変)」

という回答を選んでいました。

令和3年度の「国民生活に関する世論調査」でも「働く目的は何か」という質問で61%の方が「お金を得るために働く」と回答しています。

ちなみに回答者を60歳以下に絞った場合は73%以上。ある程度の年齢までは、まずはお金のためにという目的が第一なんですね。

でも、限られた自分の時間を長く費やすことになる、仕事。どうせなら楽しい気持ちで、やりがいを持ってのぞみたいもの。

これからお仕事を始めようとしているママ、今お仕事をしているママ、これまでしてきたお仕事(アルバイトを含む)で嬉しかったことはありますか?

この仕事をしていて良かった!
この会社を選んで良かった!

と思ったことはありますか?

筆者は出産前に働いていた会社では新卒採用・中途採用の両方を担当していて、面接では必ず
「これまでしてきたお仕事で嬉しかった出来事
を聞くようにしていました。

多くの方が、何かしらのエピソードを1つは披露してくれました。

学生さんだと、ファストフードの店員さんや塾講師のアルバイト経験を。

ファストフード店員をしていた方の話の例
多くの作業をてきぱきとこなし、ステップアップ制度があって店長にも認められやりがいと責任感を持ってやっていた。
アルバイト先で出来た友達は「働く仲間」という感じで一味違った。
家・学校以外に自分の居場所をみつけられて嬉しかった。

レジのアルバイトをしていた方
同時期に入ったスタッフの中で自分だけにレジ締めを任された
信頼されているのだからもっとしっかりやろうと思えた。

塾講師をしていた方の話
受け持った生徒の成績が上がったり、解けなかった問題が解けるようになって喜ぶ様子が嬉しかった。
お金を得ただけでなく貴重な体験を出来た。

社会人の方からも、たくさんの体験談を聞くことが出来ました。

ジュエリー店で販売員をしていたため、人生の節目に贈るような大切なものをたくさん一緒に選ばせてもらった。
後日手紙をくださる方もいて、その度に感動していた。
(この話をしてくれた方は感極まって目をうるうるさせながらこの話をしていました。
私も忘れられません)

・HPのデザインをする仕事で、自分がデザイン改修をした会社さんが改修の目的(問い合わせ増加、売上アップ等)を達成でき、感謝されたときに嬉しかった。

・新人の教育を任されていた。徹底したマニュアル化と個々人に合わせた仕事の任せ方と仕組み化を頑張ったところ、取り残されて成長が止まるスタッフがいなくなって皆が活き活きと仕事に取り組めるようになった。
自分が指導したスタッフの活躍が嬉しかった。
(この方がすごいと思ったのは、個々人に合わせた仕組み化をしたところ。
「現状の仕組みでは合わないんだな」という判断ってなかなか出来ないと思うんです。
上手くいかないな~と思ったらそのスタッフ合う仕組みを新たに考えていたそう。なんて尊敬出来る人なんだ!と思いました。
どんなスタッフでも任せてください」と言い切れるカッコいい人でした。)

私が仕事で嬉しかったことは、売上目標の達成!
チーム一丸となって結果を出せた時の嬉しさは、今思い出しても気分が上がります。

でも、それ以上に心に残っているのは、お客様や取引先からの感謝の言葉です。
自分が人の役に立っている実感があった時、嬉しいと感じる人が多いようですね。

これまで私が聞く機会があった「仕事で嬉しかった事」の内容を振り返ってみても、多くの人が自分の仕事で誰かが喜んでいたり、誰かから感謝されたこと、誰かから頼りにされた事を挙げています。

これまでのお仕事経験を振り返ってみて、皆さんはいかがでしょう。
嬉しかった事、何か浮かんできましたか?

仕事するにしても、子供小さいし大変だよな。
そろそろ仕事しても良いかな、て思うけどなかなか重い腰が上がらないな。
今より忙しくなるのが何だか怖いな。

皆さん、色々な思いで『ママトオシゴト』を見てくださっていると思います。
でも、仕事って大変なだけじゃない!

「今日ね~、お母さん仕事結っっ構頑張っちゃったんだ~♪」

なんて鼻歌まじりに言いながら幼稚園から帰る日々も楽しいものです!