褒めるから、伸びてね

年が明けました。
皆さん、新年を迎えて今年はこんな風にしたいな、良い年にしたいな…等と様々な思いでいらっしゃると思います。

今年こそ!
と毎年言っているけど2021年内には実現出来なかったことがあった方、本当に今年こそ実現してください♪

「やろうやろうと思っていてもなかなかねー」
「出来ないよね!」
なんて愚痴の言い合いも、本当はしない方がいいのです。

私は本当にやるよ♪
と心の中で思い続けて、やってみましょう!

私にも今年はこんなこと実現したいなと思っていることはたくさんあります。
その中の一つに、「子供の勉強嫌いを克服したい」とい願いがあります。

具体的には、
「勉強は嫌い」
と発言をするのをやめさせたいと思っています。

事あるごとに
「勉強は嫌い」
という発言をする我が子。

そんなに嫌いになるほどに、出来なくて困っている分野があるわけでもなく。

親の私から見て、他の楽しいことと比べたらやりたいとは思えないから
「勉強は嫌い」
になっているのではないかと推測しています。

宿題が出されていなかったら全く勉強をしなそう!
TV、YouTube、ゲーム、マンガ…他に楽しいことがあり過ぎますしね。

自分の子供の頃を振り返ってみると、私だって勉強よりも楽しいことが優先でした。今日は全くやる気が湧かないなーと思う日もたくさんありました。

でも、勉強が嫌いだとは思っていなかったんですよねー。
運動があまり出来なかったタイプで、勉強の方が強みを生かせる場だったのです。

勉強で褒められることの方が多かったので、体育や球技大会の練習、マラソン大会やなわとび関連の行事よりも国語算数理科社会の授業をやっている方が好きでした。

我が子はと言えば、運動は今のところ何が得意で向いているのかがよくわかりません。
走るのは遅いです。
球技もどちらかというと苦手に見えます。

球技やかけっこが得意でなくても、例えばダンスや体操、鉄棒やマット運動が上手な子などもいるので、何かが開花して楽しく思えるものが増えたらいいなとも思っています。

そして何より勉強も、こんな時期から嫌いになって苦手意識を膨らませて欲しくない!
大人になっても、興味を持ったことは積極的に学ぶ意欲を持てる子になって欲しいんですよね。

「勉強は嫌い」
言い過ぎていたら、苦手意識が必要以上に膨らんでいきそうです。

テストで悪い点数を取ってくるわけでもないし、極端に理解が出来ない分野も見当たらないのに、本当にもったいない!

勉強が嫌いだから宿題への取り掛かりも渋々…という感じで。

子供には「強制」が一番ダメだと言われていますが、宿題は先生から課されたもので絶対にやらなければいけないことというところは刷り込まれていて、本人も「宿題忘れ」で注意されることは恥ずかしいことだと思っているようなので
「早く宿題やりなさい!」
だけはどうしても言ってしまいます。

勉強が楽しいと思ってもらえるようにするのが目指したいゴールですが、まずは
・「勉強嫌い」発言を無くしてもらう
・勉強はするのが当たり前、した方がよいからやると捉え素直に取り掛かれるようにする
というところを目標にしたいと思います。

下準備として、先日
どんな時に一番嬉しい気持ちになるの?
と聞いてみました。
勉強の動機になりそうな事を探ろうと思って。

すると、
「お母さんが、すごーい!こんなことできるの?とか、とにかく驚いた反応でたくさん褒めてくれるときだよ」
との事…。

好きなアニメ見ている時、とか好きな入浴剤を入れてお風呂に入ってる時、美味しいものを食べてる時…みたいな返答を予想していた私は良い意味で予想を裏切られました。

そんな事でいいの?と思ってしまう可愛いお返事。

「家族より先生とかに褒められた方が嬉しいってことはない?」
と聞くと、先生に褒められたら、それを家に帰ってお母さんに話して、お母さんに凄いって言われた時が一番嬉しいんだそうです。

勉強が「楽しい」への第一歩として、勉強への意欲を盛り上げるために使わせてもらえそうなネタでした。

私は今、算数の素朴な疑問をぶつけられた時のために小学算数を復習しています。数学は高2あたりで脇に置いてきてしまったので…。

算数は将来何の役に立つのか?的な質問もよくされるので、数学の楽しさを知ることが出来るような本も読んでいる途中です。

年末から個人的に勉強したい事があったので、それをやっている姿も見せるように。身をもって「勉強って楽しいんだよ」と教えていきたいです。

そしてとにかく褒めるから!
伸びてね、我が子。

●オススメ本
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一生使える“算数力”は親が教えなさい。
マルコ社
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子供が幼稚園・保育園児のうちに、算数を教えられるようになっておきたいママにもおすすめ。

分数のわり算は、なぜ分母と分子をひっくり返してかけるのか。
その理由が書いてある本は少ないと思います。

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その悩み、僕らなら数学で解決できます!
はなお&でんがんと仲間たち 著
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・いつも必ず5分遅刻してしまいます
・なんでも人と比べてしまいます
・友達ができません
・学校に行きたくない
・暗い性格を直したい

こんな悩みに、理系男子たちが数学で、関数等を使って答えてくれるという本。
リアル理系の方からしたら突っ込みどころもあるかもしれませんが、こういう考え方が出来るというのがとっても面白い!

着眼点、発想など自分の中には絶対無いものでした。
近い将来、子供が数学で躓いた時にはこの世界観を思い出して、勉強の楽しさを教えたいと思わされました。