お家でICT教育

今や小学一年生にも一人一台のタブレット端末やパソコンが整備されている時代。

保育園・幼稚園に通う子の中にもタブレットで動画を閲覧したり幼児向けのゲームをした経験がある子が多いかと思います。

私も、子供が幼稚園生の時から動画視聴やゲーム等でタブレットに頼る場面はたくさんありました。

仕事後に子供を迎えに行き、帰宅したら一刻も早く夕飯を食べさせたい状況。
夕飯の準備の間にちょっとしたゲームでもやっててもらう。

夕飯が終わればお風呂の準備の間。
動画を見ながら待っていてもらう。
休日にも溜まった家事を片付ける間に…。

そんな風に過ごしてきたからか、YouTube大好きな小学生になってしまいました…。

一方、タブレット以外にも、パソコンにも触れさせて来ました。
我が子は、YouTubeでゲーム実況というジャンルに出会っていました。
中でも、世界的に有名なゲームである「マインクラフト」をプレイする様子を実況している「マイクラ実況」にハマっていて。

「自分でもやってみたい」
というので、パパがあまり使っていなくて余らせ気味になっていたPCでマインクラフトを始めました。
小学一年生になって間もなくの頃です。

これが今となっては良かったなと思っています。
パソコンを身近なものととらえてもらうきっかけになり、マインクラフト内で文字を打ち込む場面が発生したためにタイピングにも興味を持ってくれました。

文字を打ち込むやり方が分からない時にその度に呼ばれることが多くなった時、
「これって自分一人で出来る方がいいよね?文字入力の練習を始めてみない?
ともちかけて、まずはタイピング練習本をプレゼント。

本屋さんで一緒に選んできました。
マンガになっていたので、本は程なく読み終わって基礎知識をインプット。
そして、しばらくはその本の付録のローマ字一覧表を見ながら、マインクラフトで文字入力が必要になった時には一人で打ち込んでいました。

その後はもっと早く打てるようになりたいとのことで、それならとタイピング練習ゲームをいくつか試してもらいました。
その中で気に入ったものでたまに遊んでもらっているうちに、ローマ字一覧表に頼らなくても入力出来るような状態に。

本当に子供の吸収力はすごいです!
小学校でローマ字を習った時にはローマ字知識も役に立ちました。
特に、読むことについては最初から不自由が無かったようです。

今では学校の先生オススメのタイピングゲームで腕を磨いているところです。

我が子にとっては、YouTubeを見続けるのと同じ位のレベルでタイピングゲームもマインクラフトも楽しいと思えるご様子。YouTubeの刺激に勝てるものってなかなか無いと思うんですよね。

マインクラフトは、主に「クリエイティブモード」というひたすら好きなものを構築するモードで遊んでいます。今後はプログラミング的思考も働かせてもらうため、作業の自動化をしてくれる仕組み作りにチャレンジしてもらおうかと。

動画視聴と同様に目の健康を守るためのルール決めは大切ですが、動画一辺倒よりも知育に繋がっているので、今後も創造性を育むために利用して行ければと思います。

年長さん等、これから小学生になるようなお子様でも出来るようなタイピングゲームがありますので、子供に使える端末をお持ちの方には強くお勧めします。
導入時には少々サポートが必要ですが、やり方さえ覚えれば、ママが家事をしている間も集中してやってくれますよー♪

練習ステップ例
1)ローマ字一覧表を見ながら文章を打つ練習をしてみる
2)タイピングゲームに挑戦!
インターネット上で、HPにアクセスするだけですぐに始められるものがたくさんあります。
小さな子でも取り組みやすいものをご紹介しますね。

※入力の際の基本姿勢である「ホームポジション」を覚えこませる練習が入っているゲームなら、ローマ字一覧とにらめっこのくだりは無しにして、最初からゲームで練習した方が子供には良いかもしれません。
それくらい、吸収力が大人とは違います。

めざせ!タイピングマスター
https://azby.fmworld.net/kids/typing/?kidsfrom=top_typing

こどもタイピング
https://typing.twi1.me/game/3880

寿司打
http://typingx0.net/sushida/

どれも、ふりがな有でのプレイが出来て、手持ちのキーボードの表記に合わせて大文字表記/小文字表記の切り替えも可能です。
(多くの小中学校で導入されているchromebookのキーボードは小文字表記)

最後に…。
YouTubeばかり見ている子の興味を他に逸らしたい!
と並んで、ママさんたちを悩ませることと言えば、
「ゲームばかりしている子の…(以下同文)」。

ではないでしょうか。
またの機会に、そちらのお悩みへの処方箋も語ってみたいと思います。